歌舞伎ギャラリー

義太夫


先日「先代萩」の歌舞伎を見に行った際に、乳母政岡が
息子千松の死を嘆いて泣き崩れる場面で、玉三郎の政岡
の動きとともに、義太夫が激しく泣く語りをしており、
思わず義太夫に目が行き、スケッチしてしまいました。
歌舞伎の義太夫の語りなどは、昔はよくわからないまま
聞いていましたが、結局台詞のト書きを語っていると
いうことが分かってからは、義太夫もよく聞くように
なりました。歌舞伎では長唄の場面もきれいな桜の舞台
でよく聞きますが、私は横笛のあの“ぴ〜”という音が
大好きです。そういうものにも目がいくようになりました。


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