歌舞伎ギャラリー

伽羅先代萩


藩主のお子の鶴千代を守ろうと、乳母の政岡の子の千松が
鶴千代が食べさせられそうになった毒のおまんじゅうを自
ら食べて、殺されるという、けなげな千松に涙、涙の舞台
でした。昔は歌舞伎を見ても、セリフもはっきりしないし、
舞台を説明する義太夫や長唄もよく聞き取れず、興味は
なかったのですが、テレビで歌舞伎の菅原伝授手習鑑の
「寺子屋」を見ていて涙が出て、その時に歌舞伎でも涙
を流すのだと感じました。それ以来歌舞伎をよく見るよう
になり、楽しめるようになりました。今回の舞台も話は
よく知られている話で、話の展開も知っていましたが、でも
涙が出ました。そんな舞台を早や描きでスケッチしました。


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