彩遊紀特別ギャラリー

玄関飾り2018年11月　アルルの秋・・・５


喧噪のハローウインパーティも終わり、１１月に入りました。
我が家の玄関も「アルルの秋」に変わりました。昔南仏で買い
求めたサントス人形を並べて、アルルの秋を演出してみました。
赤く紅葉した丘から、たきぎを背負った羊飼いに連れられ、羊
たちが下りてきます。アルルの村ではいつもの生活が始まって
います。ミルクを乗せた車から手押し車でミルクを運ぶおばさん、
ワイン樽を作っている大工さん、隣のパン屋さんではできたて
パンのいい香りが漂ってきています。教会の前の大きな木の下では
おばあさんがボビンレースを編んでいます。広場では洗濯場に
向かうおばさんとパン屋のおじさんが立ち話。明るい日差しの下、
あちこちでお喋りをする人、子猫と遊ぶ子供たち等、穏やかな
秋の一日が過ぎていきます。こんな田舎の風景は今も健在なの
でしょうね。忙しい都会に暮らしていると、何もないゆるやかな
一日が懐かしくなります。トイレはロバ君です。かいば桶の
中には美味しいご飯がいっぱいです。庭で拾ってきたけやきの
枯れ枝を後ろに添えてみました。「昔むかし、大きな柳の下にな
・・・・」と中国の白い長いひげのおじいさんが昔語りをする
ような雰囲気になりました。いかがでしょうか。


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