彩遊紀 街スケッチギャラリー
【宮前平界隈】お墓参り2022
マンション前の駐車場の脇にある金木犀が満開です。玄関の階段
を降りるとあの甘い香りが広がっています。この金木犀、一時大
きくなりすぎて。管理組合が剪定しました。その経過を知らない
住人の一人が「折角の木を切るなんてけしからん。文句を言おう」
と言い出しましたが、「いや時々剪定することで、また元気になる
んですよ」という人がいて、騒ぎは収まりましたが、その言葉通り、
２年もするとこの金木犀は元気に花を咲かせるようになりました。
市役所通り前の銀杏も毎年剪定していて、でも翌年にはちゃんと
金色の蝶のような黄葉の葉を散らしています。でも隣町のけやき
通りの街路樹は１００ｍくらいの区間、突然両側のけやきを根元
から切り倒されてしまいました。ある日、久しぶりにその通りを
通って、何か違和感を感じたら、両側のけやきの並木が全くない
ことに気が付きました。最近は落ち葉掃きが面倒と、市役所に誰か
が訴えることで、自治体が街路樹を切り倒すことが多いと聞いた
ことがありますが、それが住人の多数の意見ならいいのですが、
誰かが文句を言っただけで、自治体がよく調査もしないで、文句
を言われるのが嫌で、木を切ってしまうことがあるそうです。きれ
いに咲いた金木犀をスケッチしながらそんなことを思い出しました。
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