彩遊紀 街スケッチギャラリー
【宮前平界隈】にいにい蝉
久しぶりに見る小さい茶色の蝉、妻が死んだ“にいにい蝉”を
拾ってきました。最近“にいにい蝉”なんて見たことがなかった
ので驚きました。最近は“あぶら蝉“も見ることも声を聞くこと
も少なくなり、声を聞くのは“みんみん蝉”とシェッ、シェッと
いう“くま蝉”ばかり。私が小さい頃は“にいにい蝉”が初めに
泣き、続いて“あぶら蝉“、そして八月の中頃からは“つくつく
法師”、そして“かなかな”と続いて夏が終わったものでした。
でも最近は突然“みんみん蝉”が泣き初め、続いて“くま蝉”で、
“あぶら蝉”の声さえ聞くこともなくなりました。植生が変わった
のですね。小さい頃、“みんみん蝉”や“くま蝉”は貴重品で、関
西の蝉だと言われていましたが、温暖化のためなのか、関東でも
聞かれるようになり、逆に“にいにい蝉”などは駆逐されてしま
ったのでしょうか。最近地球の温暖化ということがよく言われ
ますが、本当にＣＯ２のためなのか、それとも地球の長期な寒冷
化と間氷期の影響なのか、よくわかりませんが、今は確かに温暖
化が進んでいるようです。“にいにい蝉”を見て考えました。
トップページへ
「彩遊紀街スケッチギャラリー【宮前平界隈】」へ戻る
「彩遊紀街スケッチギャラリー【御徒町界隈】」へ