彩遊紀 街スケッチギャラリー
【宮前平界隈】庭に色が戻りました
庭に色が戻りました。我家の庭は冬はビオラ、夏はインパチェンス
を主とする庭です。でも去年の１１月に私がヘルニアの手術をして、
体調を崩したので、去年はインパチェンスからビオラへの植え替え
ができず、インパチェンスが枯れるままになっていました。インパ
チェンスが枯れてしまった後は何もない、色のない庭のままでした。
でも先日、いつもの花屋に行ってみるとパンジーがきれいに咲いて
いたので、ビオラではないけどパンジーを植えようということになり
ました。でもいつものような庭いっぱいのビオラに植え替えるのは
体力的にもしんどいので、庭半分にパンジーを植えました。それで
も庭は黄色と紫、白のパンジーと、一緒に買ってきたピンクのサクラ
ソウで色が戻りました。茶色とくすんだ冬の緑だけの庭は殺風景と
言えばそうですが、それはそれなりにある意味、風情のあるもので
した。有名な京都の「龍安寺」の石庭は、白い石と茶黒の岩だけの、
華やかな色のない光景です。そういう華やかでな景色も私は好き
です。外国旅行をした時にはフランスのエズやヴァンスの鷲の巣村
やコンクそしてベルギーのゲントは基本的には茶色やグレーの村で、
赤や黄色いっぱいの華やかさはありませんでしたがとても好きな村
でした。私の絵はだからそういう村を描くのが好きで、あまり華やか
な満艦飾の色の絵ではないです。だから去年のインパチェンスの後の
色のない庭も好きでしたが、でもそこに色が少し入ってみるとそれ
なりになにか別の気持ちが生じました。今週の一週一絵です。
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