彩遊紀 街スケッチギャラリー
【宮前平界隈】テッポウユリ
駐車場の道路脇に“テッポウユリ”が沢山咲きました。白いユリ
ですが、カサブランカほど大きくはなく、ラッパのように口を
広げた美しい花です。その形からするとラッパ水仙と同じように
「ラッパユリ」と言ってもいいのに、なぜテッポウユリと言う
のか不思議に思っていましたが、ネットで調べてみると、昔の
散弾銃は銃口がラッパのように広がっていて、これをラッパ銃
と言ったそうで、その銃すなわち鉄砲に形が似ているユリが
“テッポウユリ”と言われるようになってしまったとのことで、
納得がいきました。このテッポウユリはもともと日本固有のユリ
だそうで、それが西洋に伝えられて、今では世界中で愛される
ユリになったしまったそうです。今、朝ドラで牧野富太郎の話
をやっていて、植物の名前を付けるのにいろいろな問題が発生
していますが、植物の名前というのも面白いものですね。
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